大好きな数学の落とし穴

  • 準2級
  • 宇井 星日さん
    (愛知県・中学校3年生)
大好きな数学の落とし穴
大好きな数学の落とし穴

数検を初めて受検したのは、中学校2年生の夏。とても暑い日で、試験場に行くだけで疲れたのを覚えています。学年相応の3級ということもあり、すんなり合格。結果を見て安堵したのを思い出します。

そして3級に合格し、準2級にも挑戦。テキストを買ってもらい、勉強を開始するのですが、やはり高校数学となると今まで以上に理解する力が求められます。とはいえ、数学は好きでもあり、得意でもあります。

そして迎えた検定当日、団体受検の会場で受検。なんと、1次は満点で合格できると思いました。1次は満点合格したものの、2次はというと、問題を開くと目に入ってきたものが…。

それまで、私は計算問題を正確に解くことを重視して勉強してきました。そのため、2次で出題されるような、思考力を試す問題には不慣れだったのです。
焦りもあり、2次は不合格に終わりました。

一念発起し、再受検を決意。学校の長期休みを利用し、記述力を徹底的に身につけました。そのころ、他の資格試験の勉強をしていたこともあり、一時期は体力的にもたいへんでした。
猛勉強のかいもあり、10点中9.8点で合格。あと0.2点が悔しいところですが、予想を大きく上回る点数で合格できて、本当にうれしく思います。

大好きな教科での勉強にも、落とし穴がありました。2級を受ける際は、落とし穴をきちんと固めてから、検定に臨みたいと思います。