悔しい思いをすることの意味

  • 準2級
  • 高橋 舞衣子さん
    (神奈川県・高校1年生)
悔しい思いをすることの意味
悔しい思いをすることの意味

私の強み=数学。
中学校2年生から受け続けた数検。
そのときは中学校2年生レベルの4級を受け、初挑戦だったにもかかわらず、みごと、一発で合格。続いて中学校3年生で3級を受け、結果を見るのが不安なほど不合格を覚悟したこともありました。しかし、結果を見たら圧倒的に丸の数が多く、一発とは思えないほどの好成績で合格することができました。
このまますんなりいけたなら、準2級も合格できると思っていました。ただ、現実はそう甘くはなかったです。
高校1年生の夏に準2級を受けました。検定前から不安だけの空気に包まれていました。過去問題を解いてもわからないことばかりでした。検定が始まりました。問題用紙を開いた瞬間、過去問題以上にわからない問題だらけで、心のなかで、どうせ無理と思っていました。受検の結果は……。
1次は、奇跡的に合格基準ピッタリで合格!!
2次は、あと0.5点というところで合格点に届かず…。
ほんの僅差で合格できなかったことは、すごく悔しかったです。
ただ、私はこのとき、高校の数学をまだ3か月くらいしか学習していなかったため、それにしては思っていた以上に点数が取れていて、とてもびっくりでした。
ここまでいったならあきらめたくないと思い、今回、リベンジしました。
「前回よりも点数を下げたくない!」
「僅差で不合格になりたくない!」
と思いながら、検定に挑みました。
正直、今回も不合格になるかもしれないと、覚悟はしていました。
合否を知るまでは、不安な空気に包まれていました。
ついに合否確認日となり、不合格だと思い込んでいたら、なんと…
合格でした。
後日、結果通知を受け取ったとき、点数を見てみると…10点中9点!論述式はすべて正解!! 正答率25%の問題も正解するなど、自分でもびっくりするほどの成績を残すことができました。
今回、数検受けてみて思ったのが、結果がよいことがすべてではないということです。今回合格できたのはすごくうれしいことだけど、結果を知ることよりも、自分の弱み、課題を知ることで、次へとつなげていくことが大切なことだと、あらためて実感することができました。
これを機にもっと上をめざして、2級にも挑戦したいです。