中学入試の受験勉強にも役に立つ数学検定
ぼくのお兄ちゃんは、小学校4年生のときに数学検定3級に合格しました。合格体験記を数検公式サイトにものせてもらって、いいなぁと思っていました。僕も小学校4年生になったので、検定を受けたいとお父さんに話しました。小学校の算数のまとめになる級を受けるようにお父さんにいわれたけど、方程式とかできたほうがかっこいいと思って、5級に挑戦しました。
本屋さんで、カメのマーク(イラスト)のついた検定の本を買ってもらい、毎日コツコツ解いていきました。1次の問題は楽勝だったけど、2次の文章題から方程式をたてたりするのは難しく、お父さんやお兄ちゃんに教えてもらってマスターしました。
お兄ちゃんは検定本番のときに、2次の途中で集中力が切れてしまって、2次だけ別の日に受けなおしたそうです。じゃあ、僕は5級なんだから、1次も2次も集中して一発で合格してやろうと思いました。
検定の結果がきて、一発で合格できたことがとてもうれしかったです。お父さんにもお前は「一発屋やな~」と感心されました。
さて、検定に合格してからしばらくして、学習塾で特殊算の授業を受けました。ほかの友達が、「線分図とかさっぱりわからん」と首をひねっているなかで、僕は方程式の文章題まで勉強していたので、特殊算のしくみのウラのウラまで理解できました。そこが数学検定5級に合格してよかったことだと思います。
お兄ちゃんは、中学に入学してからすぐに準2級と2級に合格しました。僕も負けないように、どんどん上の階級をめざしたいと思います。