合格してもさらに満点をめざしたい!

  • 2級
  • 加藤 史門さん
    (愛知県・中学校1年生)
合格してもさらに満点をめざしたい!
合格してもさらに満点をめざしたい!

僕は小学校4年生のときに数検準2級の1次まで合格していましたが、中学受験があったので検定から遠ざかっていました。中学に入学して、7月に準2級の2次を受けたら満点合格できました。「よし!このまま2級もイクゼ!」とすっかりやる気になりました。勉強は、青い分厚い参考書の解答例を参考にしてみたり、数学コーチャーが動画で解説をしているものを見たりしました。2級は大学入試のように完全記述式なので、人に説明するような気持ちで、しかも要点をおさえて簡潔に書くという作業がとてもたいへんでした。2次のおもしろいところは、7題のうち2題は必須だけど残りは3題選択すれば良い点です。つまり7題中3題をしっかり解ければ合格も夢ではないということです。僕は、過去問題をしっかり分析して、数II・Bの範囲は割と基本的なことを問われるなと思い、教科書レベルの問題を大切にして演習を重ねました。

準2級に合格してから4か月後の11月に、2級を受検しました。1次は楽勝と思っていましたが、本番では少し計算ミスをしてしまい焦りました。一方、絶対無理だと思っていた2次は、しっかり準備してきた微分積分は完答、特有問題も完答。残りの問題は、自分が解ける部分までをしっかり記述することで、今の自分の力を出すことができました。

結果がきて、一発で合格できたことに自分でも驚きました。実は、もうダメだと思って、次回の検定も2級で申し込んでいたんですよね。2級合格はできたものの、やはり自分はまだまだ実力不足だと思うので、もう少し2次の勉強を続けて、次回は満点合格めざして、がんばりたいと思います。