親子でめざした家族合格表彰

  • 準1級
  • 堤 高広さん
    (富山県・一般)
親子でめざした家族合格表彰
親子でめざした家族合格表彰

今回、初めて「家族合格表彰」を目的とした親子受検を行いました。私は、数十年前に数検1級を取得していますが、5年に1度自己啓発のために数検準1級を受検しています。数学科卒業、数学修士号(数論)取得、高校数学教師ということもあり、当然一発合格ねらいでした。息子は、5歳から算数検定を受検しはじめ、2021年は8~6級を受検しました。

10月の受検時、息子はすでに7級に合格していたので、問題は私だけです。受検日1か月前になってから検定対策をはじめ、外出先からの帰宅後「実用数学技能検定[完全解説問題集]発見準1級」をすべて解き、あいまいな単元は学生時代に愛用していた参考書「Focus Gold」(啓林館)、場合によっては数学専門書でチェックしました。5年前は2次の数理技能検定が4点(4点満点)でしたが、1次の計算技能検定は5.5点(7点満点)だったことをふまえ、計算においては、必ず「検算」を行うように心がけていました。

息子の勉強法も同様であり、「実用数学技能検定 過去問題集6級」と「eプリントサービス(実用数学技能検定 過去問題)」を3周くり返しました。息子は、2022年の数検4、5級合格に向けて、現在は中学2年生の範囲を勉強しています。

結果は、無事、親子そろっての一発合格でした。これで、息子は小学算数卒業です。がんばっている息子に負けないように、来年度は数十年ぶりに数検1級の再取得をめざす予定です。「2人同時に合格ならば大阪のテーマパークに連れて行くよ」と約束していたので、そのテーマパークにある人気アニメのアトラクションが大好きな息子は喜んでいました。