【就活生のビジ数チャレンジ#02】「文系でも数学好き」をアピールして9社内定!

就活生のビジ数チャレンジ!

今回は、大手金融系企業から内定を得た経済学部のMさんに、就職活動におけるビジネス数学検定の活用術を聞きました。

ビジネス数学検定が自己PRで力を発揮したと聞きました。なぜこの検定を受けようと思ったの?

私は文系の学部でしたがもともと数学が好きでした。ビジネス数学検定を取得すれば就活の際に数学の能力をアピールできるのではないかと思って、チャレンジすることを決めました。経済学部でも数学的素養が必要な学びはあったのですが、やはり学部の学びだと経済に偏ったものが多くて、実際に社会に出たときに使えるかといわれると、そういう部門に携わらないとあまり使う機会はないなと。その点、ビジネス数学検定の内容は実際の職場でありそうな業務に沿った内容の問題が多く、どの企業に就職しても使える内容だなと思い、就活の面接が本格的に始まる前に受けようと思いました。

印象に残っている問題はありますか?

そうですね、何か物を発売する際にどのくらいの価格にすると売り上げが最大化できるかを問うような問題があり、これが印象に残っています。原価が提示されていて、それに対して売り上げをどのくらいにするのが妥当かを考えるような問題です。買い物は日常的にしていることなので、興味がわきました。このように、身近で具体的な計算をすることは、経済学部ではあまり機会がなかったので、ビジネス数学検定に向けた学習を通じて学ぶ機会につながり、とても勉強になりました。

数学がわりと好きだった私ですが、今までは日常生活で数学的にものごとを見ることは少なかったように思います。ビジネス数学検定の学習をしたことで、実生活でも数学を使うことを意識するようになりました。さきほど触れた問題のように、たとえば、何か買い物をするときも価格についていろいろと考える習慣がついたように思います。これまではわりと大雑把に計算していたものを、計算機を使って正確に数字を出してみようと思ったり、他店の価格と比べてみたりすることが増えました。

ビジネス数学検定に向けての学習はどのくらいしたの?

ビジネス数学検定の問題集を買って、テキストに軽く目を通した程度でした。テキストをパラパラと見て、苦手そうな分野だけ数問解いた程度だったので、学習は本当に1、2時間くらいで本試験に挑みました。内容は実生活にもとづいたものが多く、大学受験などでふるい落としのために受けていた数学の試験とはまったく違う印象を受けました。

就活はどのように進めていったの?

業種を絞らず進めていたので、メーカー、不動産、通信、教育など、幅広く受けていました。具体的な業務内容よりも、挑戦できる環境が整っている企業を軸に就職活動をしていました。結果的に9社から内定をもらいました。

ビジネス数学検定は就活で強みになった?

なっていたと思います。大学を選ぶ際にも文系だけど数学が好きというところがあって経済学部に入ったのですが、ビジネス数学検定の取得はその裏づけとしても有効だったと思います。検定の名前に「ビジネス」とついているので、面接官の方もビジネスに役立つ数学の知識というイメージがしやすかったのではないかと思います。実際に面接で「数学得意だったんだね」と言っていただけることもありました。

Mさん、就活のビジネス数学検定の活用術について、貴重なお話をありがとうございました!