数検の「団体別成績票」の対象階級を拡充
7月実施の検定から準1級と2級も発行 指導者の学習指導の改善の一助に
算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:髙田忍、以下「当協会」)は、数検の団体受検で準2級から5級までを実施した団体の指導者向けに階級ごとに発行している「団体別成績票」において、2024年7月6日(土)実施の数検の受検結果(2024年8月発送予定)から、対象階級を拡充し、準1級と2級についても発行いたします。

団体別成績票とは
当協会は、数検の団体受検で準2級から5級までを実施した団体の指導者向けに、階級ごとの団体別成績票を発行しています。団体別成績票には、団体と全体の合格率や平均点、学年別・領域別の正答率などを掲載しています。階級ごとに学習の成果や課題が確認でき、今後の学習指導に役立てることができます。

ご要望にお応えして、団体別成績票を準1級と2級でも発行
これまで、数検の団体受検で準2級から5級までを実施した団体の指導者向けに階級ごとに発行してきた団体別成績票については、「高等学校の学習範囲がメインとなる2級以上についても発行してほしい」というご要望をいただいていました。今回、団体別成績票の対象階級に準1級と2級を追加することで、そのような指導者のみなさまの声にお応えするとともに、とくに高等学校の数学の学習範囲についても指導者の学習指導の改善の一助となることをめざしました。
なお、2024年7月6日(土)実施の数検の受検結果(2024年8月発送予定)から、団体別成績票の対象階級を準1級から5級までに拡充して提供いたします。

団体別成績票の特長とメリット
・指標やグラフにより、団体の学力の特徴や傾向がわかる
・評価コメントにより、授業での指導改善に関する気づきを得られる
・問題の誤答傾向により、特定の問題のつまずきのようすをつかめる(準2~5級)
・合格者の指標により、学力の高い層の特徴や傾向がわかる(準1~2級)
当協会は、今後も受検者のみなさまの生涯にわたる算数・数学の学習活動の一助として、また指導者のみなさまの算数・数学の学習指導の一助としても活用していただけるような検定事業の運営に邁進してまいります。
お問い合わせ先
【本リリースに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
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