算額とは?

日本独自の、学びの文化です
算額とは、神社や寺院に奉納された和算の絵馬のことで、日本独自に広まった文化だと言われています。難問が多いですが、問題が解けた喜びを神仏に感謝したり、学業成就を祈願する風習として親しまれてきました。

応募について

2024(令和6)年度の算額に掲載した問題の解答募集および表彰については、
諸般の事情により行いません。
何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和五年の問題

令和五年 問題一

大仏 だいぶつ さまは、 納衣 のうえ という古い ぬの をつなぎ合わせて作った ころも を1まい まとっただけの 簡素 かんそ なお 姿 すがた をしています。 大仏さまに新しい服を 奉納 ほうのう します。大仏さまにふさわしい 衣装 いしょう をデザインしてください。 また、その衣装を 制作 せいさく するには何人分の 生地 きじ 必要 ひつよう ですか。

解答のヒント

まず、自分が着ている服のサイズを測ってみましょう。
つぎに、大仏さまの体型をくわしく調べ、自分と同じところや異なるところなどの考えられる点をできるだけ多くあげてみましょう。
さまざまな情報をもとに自由に発想して解答してください。

令和五年 問題二

大仏 だいぶつ さまは、正しくは 盧舎那仏 るしゃなぶつ といいます。 知恵 ちえ 慈悲 じひ 光明 こうみょう をひろく照らしている仏さまです。 大仏さまと同じ大きさの人が月で 垂直 すいちょく びをしたら、どのくらい跳べるでしょうか。



解答のヒント

まず、体育館などで、垂直跳びをして実験してみましょう。
つぎに、インターネットなどを活用して、月に関する情報をなるべく多く収集し、地球とくらべて環境がどのように異なるのか、データとしてまとめてみましょう。
人が月に行くとどんなことが起こるのか、自由に発想して解答してください。

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