ビジネス数学力向上支援

ソリューションの一例として、ビジネスで必要とされる数学力・数学活用力の向上をめざす支援プログラムをご覧になれます。

プログラムの概要

学校教育で学んだ算数・数学が社会のなかでどう活用されているのかを知り、ビジネスの現場で必要とされる数学力・数学活用力を身につける支援プログラムです。高等学校や中高一貫教育校などでの探究授業やキャリア教育、また、就職に役立つ技能として高等専門学校・専門学校・大学などでも活用されています。

こんなお悩みのある方におすすめのプログラムです

  1. Problems & Solutions 01

    割合や分数などの算数を忘れてしまった生徒・学生がいる

    「四則演算の順番がわからない」「分数の割り算ができない」「割合の概念を理解していない」など、数学や情報の学習をするにあたって課題の多い生徒・学生が一定数いる。

  2. Problems & Solutions 02

    探究授業、アクティブラーニングの課題を探している

    数学の学びについて興味・関心をもってもらいたいが、計算問題や演習問題をくり返すようなものが多く、探究に適した課題が見つからない。

  3. Problems & Solutions 03

    就活や面接でアピールできる技能を身につけさせたい

    就職活動をしているが、自己アピールできるものが足りていない。短い期間で取得できて、評価されるものが欲しい。

プログラムの流れ

  1. ヒアリング調査、チェックテスト

    はじめにヒアリングを行い、目的やご要望を確認します。また、事前にチェックテストとして実用数学技能検定「数検」などを実施することで、生徒・学生の数学力に合わせたクラス分けを行うことができます。

  2. 受講者のスキルレベルや目的に合わせたカリキュラムの設計

    算数や数学基礎、データサイエンス人材をめざす入門レベルまで、受講者のスキルレベルや探究学習や就職活動といった、目的に合わせたカリキュラムを設計します。

  3. 目的や予算に応じたプログラムの策定

    ご要望に応じて、対面やオンラインでの講義、e-ラーニング、テキスト、検定などのツールを用意し、プログラム(内容、回数、期間など)を策定します。
    ビジネス数学検定の団体受検のみのご活用も可能です。

  4. ビジネス数学検定の受検

    ビジネス数学検定を受検することで、スキルの定着を確認します。ビジネス数学検定には1~3級があり、算数や数学基礎、データサイエンス人材をめざす入門レベルまでのビジネスで必要とされる数学力・数学活用力を測定します。

    ビジネス数学検定 公式サイト

プログラムの特長

算数・数学が苦手な生徒・学生でも学びやすい

ビジネス数学の学習は、学校教育の数学になられる1つの解答を求めるものではなく、実社会における唯一の正解のない問題に取り組みます。そこで必要とされるのは、複雑な計算問題を解く技術や、難しい数学の単元の理解ではなく、日常生活でも活用できる算数・数学基礎の能力となります。学校教育の算数・数学でつまづいてしまった生徒・学生でも、取り組みやすいカリキュラムです。

学校の学習で終わらない、社会で役立つ技能が身につく

ビジネスにおいて必要とされる数学力・数学活用力は、学校で学ぶ数学とは視点が異なります。三角関数や微分積分などの難しい数学を理解するに越したことはないですが、算数レベルの四則計算や、割合の計算を場面に応じて正しく活用できることが重要です。実社会やビジネスの場面で数字を効果的に使いこなす手法や、統計データの読み方・活用のしかたを学ぶことで、社会で役立つ技能を身につけることができます。

ビジネス数学検定の受検によって、ビジネスに必要な5つの力を確認できる

ビジネス数学検定は、ビジネスにおいて必要とされる数学力・数学活用力であるビジネスに必要な5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)の技能を測定する検定です。検定終了後に発行されるスコアレポートで、それぞれの力について確認できます。

ビジネスに必要な5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)の関係性を示す図
把握力

物事の状況や特徴をつかむ力

表やグラフから得られるデータから必要な情報を見抜き、把握できれば、状況分析や戦略の見直しを高い精度で行うことができます。

分析力

規則性や変化、相関などを見抜く力

データは加工しなければただの数字の羅列にすぎません。さまざまな手法を駆使してデータに的確な加工を施すことで、初めて有益な情報を得ることができるのです。

選択力

いくつかの選択肢から最適なものを選ぶ力

選択をする上での基準を的確に設定し、複数の選択肢を根拠に基づいて比較することで、最適な選択肢を選び取ることができるのです。

予測力

さまざまなデータをもとに未来を予測する力

未来の予測を立てることで、より確実性の高いビジネスを行うことができます。予測どおりに行えなかった場合のことも想定できていれば、損害を最小限に抑えることもできます。

表現力

情報をわかりやすく正確に伝える力

いかに優れたデータを得ても、それを他人に伝えることができなければ意味はありません。情報を正確な図やグラフで表すことで、プレゼンテーションの説得力も飛躍的に向上します。

活用例

大学で学ぶために必要な「数学」のやり直しに

「数学」に苦手意識を持つ学生が多いのは事実です。高校までに学んだ数学をそのまま学び直すのでは、将来的にあまり使わない分野もあり、無駄が多くなってしまいます。大学に進学後、文系学部でも最低限必要となる数的リテラシーについて、数学が苦手な学生でも無理なく身につけられるようなプログラムを作成しています。

ビジネス数学力×Microsoft Excel®

ビジネスの現場ではExcelの活用は欠かせません。画面の説明から始まり、四則演算・関数・データの参照などエクセルのはじめの一歩を身につけます。また、Excelで扱った数値をもとに、「数字を正しく読み取る」「分析して有用な情報に加工する」「伝えるべきことを的確に伝える」という視点で、ビジネス数学力の実践的な活用法を身につけます。

就職をめざす学生のスキルアップとして

おもに文系の生徒・学生にとって、ビジネスの現場で必要とされる数学力・数学活用力を認定されるビジネス数学検定の取得は強いアピールとなります。また、面接ではビジネス数学の視点での質問もされることから、受け答えの対策にもなります。また、ビジネス数学は、SPI試験、公務員試験の内容も一部含んでいるので、試験対策としてもご活用になれます。

ご相談・資料ダウンロード

各企業・団体にあわせてカスタマイズした支援プログラムを、ソリューションとしてご提供いたします。下記のフォームから、ご相談・お問い合わせください。

また、資料ダウンロードご請求フォームから、「ビジネス数学」「データサイエンス数学」に関する各種資料がダウンロードできます。

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