「大仏様がピアノを弾く場合、最大で何オクターブまで届く?」
「阿形(あぎょう)像と吽形(うんぎょう)像がまとう『天衣』(てんね)の長さは何m?」 令和8年の算額を東大寺に奉納、問題を作成した児童生徒を表彰

2026.03.26
イベント関連
  • Facebook
  • twitter
  • line

算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:髙田 忍、以下「当協会」)は、『「算額1・2・3」コンクール2026 in 奈良』(後援:奈良市教育委員会)を開催し、2026年3月20日(金)、東大寺(奈良市)大仏殿において、ユニークな算数の問題を作成した児童生徒を優秀賞として表彰し、その創作問題を算額として東大寺に奉納しました。

奉納した算額【令和8年 問題1】
奉納した算額【令和8年 問題1】

これまで当協会は、当協会の理念である「算数・数学への興味喚起」と「算数・数学嫌いをなくし、算数・数学好きを増やす」取り組みの一環として、2015年から2024年までは、東大寺にまつわる数学の問題を当協会が作成し、算額(*)として継続的に奉納してまいりました。

11回めの算額奉納(※2021年は新型コロナウイルス感染症拡大防止等の観点から休止)となる2026年は、こうした活動を多くの方々により広く、より深く知っていただくため、『「算額1・2・3」コンクール2026 in 奈良』(後援:奈良市教育委員会)を2025年に続き、開催し、奈良市内の小中学校(中等教育学校前期課程、国立・私立小中学校を含む)の児童生徒を対象に、東大寺や奈良市に関連する算数・数学の問題を募集しました。

厳正なる審査の結果、奈良市立一条高等学校附属中学校の生徒および奈良市立佐保台小学校の児童が作成した問題が優秀賞として選出されました。

2026年の算額として奉納した優秀賞の作品は、「大仏様がピアノを弾く場合、最大で何オクターブまで届く?」「阿形像と吽形像がまとう『天衣』の長さは二体合わせて何m?」の2題です。

3月20日には、東大寺大仏殿において算額披露(奉納)および表彰式を行い、優秀賞として選出されたそれぞれの児童生徒に賞状を贈呈いたしました。
審査員からは、「1オクターブの定義や鍵盤が無限に続くという条件設定など、数学的な配慮がていねいになされた点が評価できます。また、大仏や建物の高さではなく「天衣の長さ」に着目した視点が独創的で、ひじょうに魅力的な作品にしあがっています」とそれぞれの作品について講評がありました。

算額(*)=神社や寺院に奉納された和算の絵馬のことで、江戸時代に日本独自に広まった文化だと言われています。難問が多いですが、問題が解けた喜びを神仏に感謝したり、学業成就を祈願したりする風習として親しまれてきました。

奉納した算額【令和8年 問題2】
奉納した算額【令和8年 問題2】
東大寺大仏殿での表彰のようす
東大寺大仏殿での表彰のようす
表彰後の記念撮影。右は東大寺別当 橋村公英師、左は当協会理事長・髙田 忍
表彰後の記念撮影。右は東大寺別当 橋村公英師、左は当協会理事長・髙田 忍

「算額1・2・3」コンクール2026 in 奈良 算額奉納式・表彰式概要

■算額奉納式、表彰式開催日時:2026年3月20日(金)10時00分~10時30分

■開催場所:東大寺大仏殿

<当日の流れ>
・盧舎那仏(大仏様)礼拝
・主催者挨拶、算額披露(奉納)
・奉納する算額の問題に関する審査員講評
・表彰
・記念撮影

当協会は、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。

お問い合わせ先

【本リリースに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
広報担当
TEL:03-5812-8342
E-mail:kouhou@su-gaku.net
URL:https://www.su-gaku.net/