初開催「第1回オープンバッジ大賞」 日本数学検定協会の
「データサイエンス数学ストラテジスト
上級トリプルスター」が
資格認定団体部門で「優秀賞」を受賞

2023.11.02
その他
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算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)」を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:髙田忍、以下「当協会」)は、一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク(所在地:東京都新宿区、代表理事会長:白井克彦)が、「オープンバッジ」の発行と活用に先進的に取り組んでいる団体を表彰し、いっそうの普及を推進することを目的として今年2023年に初めて開催した「第1回オープンバッジ大賞(以下「本アワード」)」の資格認定団体部門において、このたび当協会が実施しているデータサイエンスにおける数学を扱う技能を認定する資格「データサイエンス数学ストラテジスト 上級トリプルスター」が優秀賞を受賞いたしました。

授賞式の様子
授賞式の様子
「データサイエンス数学ストラテジスト 上級トリプルスター」オープンバッジ
「データサイエンス数学ストラテジスト 上級トリプルスター」オープンバッジ

なお、2023年11月1日(水)に、オンライン教育を活用した人材教育、組織戦略の現状と未来を語り合う専門フォーラム「オンラインラーニングフォーラム2023」内で授賞式が開催され、当協会が表彰されました。

オープンバッジ大賞とは

「第1回オープンバッジ大賞」ロゴ
「第1回オープンバッジ大賞」ロゴ

本アワードは、オープンバッジの取り組みで優れたものを選出する表彰制度です。知識・スキル・経験のデジタル証明書として世界標準規格で発行が進んでいるオープンバッジは、教育・研修・学習のエコシステムを形成するうえでも有効なツールになってきました。また、内閣官房から発せられた「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023」でも、オープンバッジの活用の推奨を図ると明記されており、特筆すべき事例を表彰することで、さらなる普及を推進することを目的としています。
なお本アワードでは、全体で最高得点あるいは各部門(企業部門、自治体部門、教育機関部門、資格認定団体部門など)の項目で卓越している応募者が表彰されます。

当協会のオープンバッジに関する取り組み

当協会が発行しているオープンバッジは、ビジネスにおける数学の活用能力を測定する「ビジネス数学検定」の各階級5種(1級AAA、1級AA、1級A、2級、3級)と、データサイエンスにおける数学を扱う技能を認定する資格「データサイエンス数学ストラテジスト」の各階級6種(上級トリプルスター、上級ダブルスター、上級シングルスター、中級トリプルスター、中級ダブルスター、中級シングルスター)の計11種です。今回、そのうち「データサイエンス数学ストラテジスト 上級トリプルスター」のオープンバッジの取り組みについて応募したところ、本アワードの資格認定団体部門で優秀賞を受賞いたしました。

「ビジネス数学検定」オープンバッジ一覧(全5種)
「ビジネス数学検定」オープンバッジ一覧(全5種)
「データサイエンス数学ストラテジスト」オープンバッジ一覧(全6種)
「データサイエンス数学ストラテジスト」オープンバッジ一覧(全6種)

当協会は、本アワードでの受賞を機に、今後も世界標準規格のデジタル認証「オープンバッジ」の普及を積極的に推進し、国民のみなさまの生涯を通じた数学学習がますます盛んになるよう事業の運営に邁進してまいります。

開催概要

名称:第1回オープンバッジ大賞
主催:一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク オープンバッジ大賞実行委員会
後援:文部科学省/経済産業省/デジタル庁/東京商工会議所
協賛:
一般社団法人日本オンライン教育産業協会(JOTEA)/一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)/
一般社団法人日本1EdTech協会/一般社団法人ICT CONNECT 21/一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク/
特定非営利活動法人実務能力認定機構(ACPA)/特定非営利活動法人ASUKA ACADEMY/Asia Edtech Summit(AES)/
オープンデュケーション・ジャパン(OEジャパン)/一般社団法人ラーニングイノベーションコンソシアム(LIC)
応募期間:2023年9月1日(金)~30日(土)
応募対象:国内外のオープンバッジ発行団体
結果発表・授賞式:2023年11月1日(水)オンラインラーニングフォーラム2023東京会場内において開催
特設サイト:第1回オープンバッジ大賞

審査基準

本アワードでは、以下の5つの基準によって応募者が審査されます。

(1)革新性
発行団体内において、どのような位置づけでバッジを発行しているのか、また今後の構想としてどのような展開を想定し、団体あるいは市場の革新を推進する取り組みとなっているのか。
(2)有用性
<一般企業・自治体の場合>

発行団体の人材戦略にどのように対応するものであるのか、あるいは人的資本経営にどのように活用されているのか。
<大学などの教育機関の場合>
教育面での効果がどのように図られているのか。
<資格認定団体の場合>
バッジ活用による効果あるいは効率の向上がどのように図られているのか。
※いずれも可能であれば定量的な記述が望ましい。
(3)メタデータ記述内容
バッジが認定する内容について、どのように質を保証しているのか。またそれをメタデータ上でどのようにくふうして記述しているのか。
(4)社会的インパクト
年間発行数としてどの程度を想定しているのか。多数の発行による変革を促しているのか、あるいは希少性をもたせてインパクトを狙うのであれば、どのような観点での希少性をねらっているのか。
(5)キャリアインパクト
当該バッジ受領者のキャリア形成においてどのようなインパクトをもたらすことを意図しているのか。また、実際にそのようなインパクトがすでに実現しているのであればその例示があると望ましい。

オープンバッジとは?

オープンバッジとは、世界的な技術標準規格「IMS Global Learning Consortium」に準拠し発行されるデジタル証明・認証のことです。世界では、すでに年間2,400万個が発行され、資格のほかに免許証や卒業証明書など用途はさまざまに広がっています。オンライン上で公開したり、SNSなどで共有できたりするなど、利便性の高さが特徴です。偽造・改ざんが困難なブロックチェーン技術を応用しており、学習・スキルの証明書として信頼性の高いものとなっています。
オープンバッジのくわしい情報は、下記のWEBサイトでご確認ください。

一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク 公式サイト

お問い合わせ先

【本コンテストに関するお問い合わせ先】
一般財団法人オープンバッジ・ネットワーク
TEL:03-5937-0411
E-mail:cs@openbadge.or.jp
URL:https://www.openbadge.or.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
広報担当
TEL:03-5812-8342
E-mail:kouhou@su-gaku.net
URL:https://www.su-gaku.net/