今回の表彰で30回めを迎える「数検」グランプリ 優秀な成績を収めた2021年度の受賞者・受賞団体を決定
生涯学習としての活用も含め、11歳から84歳までの幅広い年齢の方が受賞

2022.07.27
検定関連
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算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)を実施・運営している公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海、以下「当協会」)は、2021年度に数検を受検し優秀な成績を収めた個人・団体に贈る、第30回実用数学技能検定「数検」グランプリの各受賞者・受賞団体を決定いたしました。

昨年2021年に個別で行った現地表彰式の様子
昨年2021年に個別で行った現地表彰式の様子

今回は、計28団体98人が受賞しました。受賞者の最年少は11歳、最年長は84歳と幅広い年齢の受検者が受賞しており、生涯学習の一環としても幅広く数検が活用されていることがうかがえる結果となりました。なお、例年7月に開催している表彰式典は、昨年2021年と同じく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止の観点から開催を休止とし、受賞者・受賞団体には個別に賞状などを贈呈いたします。

第30回実用数学技能検定「数検」グランプリ 受賞者一覧

<本リリースのポイント>
(1) 11歳から84歳まで幅広い年齢が優秀な成績を収めており、生涯学習の一環として数検が活用されている。
(2) 文部科学大臣賞(個人賞)は7人中5人が小学生で、若年層において数検合格を目標にした自発的な学習が行われている。

今回の表彰で30回めを迎える「数検」グランプリとは

実用数学技能検定「数検」グランプリは、積極的に算数・数学の学習に取り組んでいる個人・団体の努力を称え、今後の学習や学習指導の励みとする目的で、成績優秀な個人・団体を表彰する制度です。受賞者は、数検を受検した個人・団体から選出されます。高齢者やご家族などで受検し優秀な成果を収められた個人には「会長賞」を、優秀な成果を収められた個人・団体には「金賞」がそれぞれ贈られます。また、金賞受賞者でさらに卓越して優秀な成績を収めた個人・団体には「文部科学大臣賞」が贈られます。なお、団体賞を受賞した団体において永く数学の指導に携わり、指導の成果を挙げられた方には「生涯学習功労賞」が贈られます。
1995年に第1回の表彰を行ってから30回めを迎える今回の表彰では、2021年度(2021年4月~2022年3月)に数検を受検した個人・団体を対象に、当協会の顕彰評価会議(有識者による会議)によって厳正に選考し、各賞を決定いたしました。

個人賞について

個人賞では、「文部科学大臣賞」7人、「会長賞」1人、「金賞」20人、「生涯学習功労賞」70人が受賞しました。
受賞者の最年少は11歳、最年長は84歳と幅広い年齢の受検者が受賞しており、生涯学習の一環としても幅広く数検が活用されていることがうかがえます。また、「文部科学大臣賞」の受賞者は、7人中5人が小学生で、若年層が数検合格を目標に自発的な学習で高い数学力を身につけ、優秀な成績を収めていることもわかります。

団体賞について

団体賞には、「高等教育」「高等学校」「中学校」「小学校」「公教育団体」「一般団体」の6部門があり、「文部科学大臣賞」には、6部門6団体に贈られることが決定しました。「金賞」は6部門22団体が受賞しました。

当協会は、今後も、学校教育における数学指導がさらに充実し、国民のみなさまの数学への関心が高まるとともに、生涯を通じた数学学習がますます盛んになるよう事業の運営に邁進してまいります。

「数検」グランプリの選考基準について

年間(4~3月)の数検合格者ならびに実施団体を対象に、下記の選考基準によって賞を授与します。

<個人賞>
●金賞(1~5級を対象)
・継続して数検を受検し永く学習活動が続けられていること。
・各階級の数検合格者から優秀な成績を収めたもので当協会の顕彰評価会議が認めた方(満点合格者が該当しない階級がある場合には、満点に準ずる成績優秀者から選考)。

●文部科学大臣賞(1~5級を対象に各階級1人)
・上記金賞受賞候補者のなかからさらに卓越して成績優秀であった合格者を対象に、当協会の顕彰評価会議が認めた方。

●会長賞
・継続して数検を受検し学習活動が続けられていること。
・親子等で受検し、ともに優秀な成果を収めた家族。
・優秀な成果を収めた合格者のなかから、生涯学習にふさわしく、当協会の顕彰評価会議が認めた方。

●生涯学習功労賞
・団体賞のなかから永く数学の指導に携わり、指導の成果を挙げられ、当協会の顕彰評価会議が認めた方。

<団体賞>(高等教育、高等学校、中学校、小学校、公教育団体、一般団体の6部門)
●金賞
・継続して数検を活用され数学の学習活動が盛んであること。
・奨励賞として選出された団体(年間を四半期に分け、各期間に実施された団体の中から優秀団体を奨励賞として表彰)のなかから合格率が上位50団体(目安)であること(ただし、合格率が同率の場合、団体の規模、学年、受検階級を考慮する)。
・当協会の顕彰評価会議が認めた団体であること。

●文部科学大臣賞(高等教育、高等学校、中学校、小学校、公教育団体、一般団体の6部門の中から各部門1団体)
・上記金賞受賞候補団体のなかからさらに卓越して優秀であった団体を対象に、当協会の顕彰評価会議が認めた団体。

表彰について

文部科学大臣賞状と記念楯(見本)
文部科学大臣賞状と記念楯(見本)

受賞者、受賞団体には、以下のとおり賞状および記念品が贈呈されます。

<個人賞>
○文部科学大臣賞/文部科学大臣賞状、記念品
○金賞/賞状、記念品
○会長賞/賞状、記念品

<団体賞>
○文部科学大臣賞/文部科学大臣賞状、記念楯
○金賞/賞状、記念楯

お問い合わせ先

【「数検」グランプリに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
事業普及推進部
TEL:03-5812-8342

【本リリースに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
広報担当
TEL:03-5812-8342
FAX:03-5812-8346
E-mail:kouhou@su-gaku.net
URL:https://www.su-gaku.net/