実用数学技能検定「数検」累計志願者数が700万人突破! 2021年度志願者データの調査結果

2022.05.19
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公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水静海、以下「当協会」)が実施している、算数・数学の実用的な技能を測る、実用数学技能検定「数検」(数学検定・算数検定、以下「数検」)において、2021年度の志願者データを調査・集計して取りまとめたところ、1992年に実施した第1回の検定から2022年3月に実施した検定までの累計のべ志願者数が、700万人を突破したことがわかりましたのでお知らせいたします。

数検公式サイト内「検定概要」ページ

「数検」過去5年間の累計志願者数
「数検」過去5年間の累計志願者数

高校数学が出題範囲の数検2級以上の年間志願者数がコロナ禍以前よりも増加

2021年度(2021年4月~2022年3月)の数検の年間志願者数は、およそ354,000人で、2015年度に初めて35万人を突破してから、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けた2020年度を除き、継続して35万人を超えました。志願者の年齢層は、中学生や高校生が中心ですが、近年では、幼児や小学生、一般の方も増えており、年齢層が少しずつ幅広くなって、算数・数学の学習人口がさまざまな年代にわたって増加しています。
また、過去5年間の年間志願者数を見てみると、2級(高校2年程度/数学II・数学B程度)、準1級(高校3年程度/数学III程度)、1級(大学程度・一般/理数系大学卒業程度)で、増加傾向にあります。これは、2018年以降、国や経済団体から文理を問わず高校や大学などにおける数理・データサイエンス・AI教育の充実が提案されてきていることで、その基盤となる教科「数学」(とくに高校数学の内容)を学ぶことの重要性について、社会的な関心の高まりが出始めていると推察されます。

7/24(日)に実施する「数検」の個人受検は、5/23(月)に申込受付を開始

次回の「数検」の個人受検は2022年7月24日(日)で、5月23日(月)から申込受付を開始いたします。個人受検は、年3回実施し、当協会が全国主要都市に設けた会場で受検する方法で、「ネット申込」「LINE申込」「コンビニ申込」「郵送申込」でお申し込みになれます(実施階級:1~8級、かず・かたち検定)。

数検公式サイト内「個人受検の申し込み」ページ

個人受検の様子(2021年)
個人受検の様子(2021年)

当協会は、累計志願者数700万人を突破したことを機に、児童・生徒の学力定着の確認や学習意欲の向上、進学・就職をはじめ、社会人の学び直しなど、生涯にわたる算数・数学の学習活動の一助として活用していただけるような検定事業の運営にこれまで以上に邁進してまいります。

【添付資料1】2021年度「数検」階級別志願者・受検者データ

【添付資料2】「数検」過去5年間の推移(志願者数・実施校数)

お問い合わせ先

【本リリースに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
広報担当
TEL:03-5812-8342
E-mail:kouhou@su-gaku.net
URL:https://www.su-gaku.net/