学習数学研究紀要・メディアサイト「SAME」の原稿募集について
教育関係者のみなさま、企業や地域で算数・数学を活用されているみなさまに、学習数学研究紀要、メディアサイト「SAME」に掲載する原稿を募集します。
授業の実践記録や指導上のくふう、数学と実社会との結びつき等に関する実体験のレポートでも大歓迎!
あなたの経験をシェアしませんか?
算数・数学は、教室のなかだけでなく社会のあらゆる場面で生かされています。
子どもたちとの授業実践、研究での気づき、企業でのデータ活用や業務改善、地域活動での数字の使い方――。
いずれも、未来の教育や社会をよりよくするためのヒントになります。
背景と目的
現行の学習指導要領では、社会生活のさまざまな場面で「データを収集し、分析し、課題解決や意思決定につなげる力」を育成することが重視されています。
実際にSTEAM教育や探究活動などで成果が見られる一方、「実社会において、数学がどのように活用されているかの具体例を知りたい」「教科横断的な学びに関する情報がほしい」といった声も数多く寄せられています。
こうした現状を踏まえ、公益財団法人日本数学検定協会では、学習数学研究所において研究成果や実践報告を広く募集し、それらの貴重な情報を取りまとめた形で公開することといたしました。その中心となるのが『学習数学研究紀要』です。
また、紀要に限らず、幅広い実践やくふうを共有できる場として、算数・数学教員のためのメディアサイト「SAME」でも「先生のノート」「研究ファイル」「教室のそと」「キーパーソンに聞く教育改革」といったカテゴリで記事を公開いたします。
教育関係者のみなさま、企業や地域で算数・数学を活用されているみなさま、ぜひこの取り組みにご協力くだされば幸いです。
まずは投稿をご検討ください
「論文の体裁じゃないとダメなのかな…」
「研究というより日常のくふうにすぎないけど…」
そんな心配はいりません。
教育現場、ビジネス現場、地域社会…。場面や場所を問わず、算数や数学の力を生かした経験を広く歓迎します。
ご投稿くださった内容は編集部で確認し、
1)学術的にまとまったもの→『学習数学研究紀要』
2)実践的なくふうやアイデア→メディアサイト「SAME」
で公開させていただきます。
※内容によっては公開できない場合もあります。
数学に関するさまざまな観点からの知見は、指導者のかたや、企業のかた、地域のみなさまにも役立つものと考えられます。
小さな取り組みでも、これからの授業や仕事のヒントになり、教育と社会をつなげる大きな力になります。
下記のテーマは、とくに歓迎します
1.数学嫌いをなくし、数学好きが増えるような授業や取り組み
2.日常生活や実社会での算数・数学の活用例やくふう
3.他の分野と算数・数学を組み合わせた学習プログラムや活動
4.地域と学校が連携して進めた算数・数学の学びの実践
5.算数・数学の問題づくりに関するくふうや取り組み
6.算数・数学をベースにした探究活動の紹介
7.子どもたちの主体的・対話的で深い学びを実現するくふう
8.個別最適な学びと協働的な学びを両立させるくふう
9.特定分野に才能をもつ子どもを対象にした効果的な実践
10.その他、算数・数学教育や社会での活用につながる取り組み
募集要項
記事形式と論文形式で、応募資格や原稿構成が異なります。それぞれ、下記のリンク先をご覧ください。
論文形式でご投稿いただく必要はありません。初めてのかたは「募集要項(レポート形式)」をご覧ください。
応募の流れ
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原稿の作成
募集要項をご確認のうえ、原稿ファイルを作成してください。
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投稿
下記の応募フォームから原稿ファイルを送付してください。
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審査
学習数学研究所の編集会議で審査を行います。
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ご連絡
ご応募いただいてから1か月を目安に、掲載の有無などについてメールでご連絡いたします。
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公開
学習数学研究所の公式サイト、メディアサイト「SAME」にて公開します。