【日本数学検定協会と大阪教育大学の共同研究による書籍】
「Excelで学ぶ 教員のための教育データ分析」を
2024年11月25日に日経BPから発行

2024.10.30
お知らせ
  • Facebook
  • twitter
  • line

公益財団法人日本数学検定協会(東京都台東区、以下「当協会」)と国立大学法人大阪教育大学(大阪府柏原市、以下「大阪教育大学」)は、大阪教育大学の現職教員および教職志望者の大学生を対象に、学校現場での教育データの重要性と利活用法に関する教員研修のための教材作成およびカリキュラムの開発を、2023年度から共同で進めてまいりました。

この共同研究で作成した教材をもとに、大阪教育大学が2023、2024年度の大学公開講座「教育データの利活用(入門編・応用編)」で授業を行ったところ、統計的な知識・技能の習得だけでなく、教育的な文脈をもとに分析結果を解釈する力も育成され、教員が教育データを活用して個々の学習者の状況をより深く理解するための支援に一定の効果が見られました。

そしてこのたび、この共同研究に関連した、学校現場での教育データの重要性と利活用法を広く伝えるための書籍「Excelで学ぶ 教員のための教育データ分析」を、2024年11月25日(月)に、大阪教育大学が株式会社日経BP(東京都港区)から発行する運びとなりましたのでお知らせいたします。

Excelで学ぶ 教員のための教育データ分析

本書は、初心者でもステップバイステップで学べる構成になっており、教育データ分析に不慣れな教員でもかんたんに理解し、実践に生かせるよう設計されています。また、豊富な図表や実際の教育データを用いた学校現場での事例が含まれており、統計的概念の理解を助けるとともに、学校現場での具体的な応用が直感的に把握できるようくふうされています。そのほか、Excelの操作方法もていねいに解説しているため、読者はすぐに自身のデータを用いて分析を行い、その成果を確認することが可能です。

当協会は今後も、学習者や学校教育・学習指導者の方々の一助となるような算数・数学に関する学習サポートコンテンツを企画・監修・協力・発売し、広く学習者のみなさまの数学力向上に寄与することに加え、数学を活用した教育支援コンテンツで教員・教育関係者の日常業務のサポートにも貢献してまいります。