イベント
さんすうマジックを作っちゃお!
算数・数学ライブラリ
![さんすうマジックを作っちゃお!](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/eyecatch_magic01.png)
イベントなどで紹介している「図形のマジック」は、ご家庭でも楽しむことができます。
印刷してマジックを楽しめる印刷用PDFもご用意しています。
これは、「2進法」を使って図形を当てるマジックです。最後に「10進法」「2進法」の数え方について学びます。
マジックの作り方
1紙を5枚用意します。
2はじめに、1まいめの紙のおもてに、「1~15」までの数字と、好きな図形をかきます。
![1枚め](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_01.png)
3のこりの4まいの紙のうらに、それぞれ「1」「2」「4」「8」と小さく書きます。
![他4枚うら](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_02.png)
4つぎに紙のおもてに図形をかいていきます。
まずは、はじめの紙に書いた、1、2、4、8の図形をつぎのようにかいてみましょう。図形だけをかいて、数字は書かないようにしてください。
![1と2と4と8](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_03.png)
53と6の図形をつぎのようにかきましょう。図形だけをかいて、数字は書かないようにしてください。
![3と6](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_04.png)
67と14の図形をつぎのようにかきましょう。図形だけをかいて、数字は書かないようにしてください。
![7と14](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_05.png)
7ほかの数字について、どの紙に図形をかけばよいか考えてみましょう。
それぞれの数字を、1、2、4、8のたし算であらわしてみましょう。
あらわすことができたら、たし算で使った数字の紙に図形をかいていきます。図形だけをかいて、数字は書かないようにしてください。
![たし算の表](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_06.png)
8このように図形がかきおわったら完成です。
![たし算の表](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_07.png)
完成したものを印刷したい場合は、下記のさんすうマジック印刷用PDFをご利用ください。
さんすうマジック印刷用PDF
マジックの方法
1はじめの紙を友だちにみせて、好きな図形をえらんでもらいます。
![1枚め](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_08.png)
2うらが「1」の紙を友だちにみせて、このなかにえらんだ図形があるかをききます。
「ある」と答えたら、自分のこころのなかで、「1」とおぼえておきます。
「ない」と答えたら、「0」とおぼえておきます。
![1枚め](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_09.png)
3うらが「2」の紙を友だちにみせて、このなかにえらんだ図形があるかをききます。
「ある」と答えたら、自分のこころのなかでおぼえていた数字に、「2」をたします。
「ない」と答えたら、数字をそのままにしてください。
![1枚め](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_10.png)
4うらが「4」の紙を友だちにみせて、このなかにえらんだ図形があるかをききます。
「ある」と答えたら、自分のこころのなかでおぼえていた数字に、「4」をたします。
「ない」と答えたら、数字をそのままにしてください。
![1枚め](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_11.png)
5うらが「8」の紙を友だちにみせて、このなかにえらんだ図形があるかをききます。
「ある」と答えたら、自分のこころのなかでおぼえていた数字に、「8」をたします。
「ない」と答えたら、数字をそのままにしてください。
![1枚め](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_12.png)
6こころのなかで、2~5のたし算をした答えが、友だちのえらんだ図形の数字になります。
10進法と2進法
ふだん私たちが使っている数は、「10進法」というものです。
上のマジックでは、「2進法」の考え方が使われています。
10進法は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10まで数えたら、位が1上がって1の位から10の位にいきます。
そこから先も、10が10個で100の位、100が10個で1000の位と、10を基準にして位が上がっていきます。
2進法は、2を基準に位が上がっていきます。
1が2個で2の位、2が2個で4の位、4が2個で8の位に上がります。
この2進法による数の数え方は、コンピュータのなかで使われています。
![1枚め](/sugaku/wp-content/themes/su-gaku/images/enjoy/library/library_magic01/magic01_13.png)