合格体験記

2級

教師として「数検」を受検することの意味

藤原 賢志さん(長野県・一般)

昨年、私は実用数学技能検定を初めて受検し、準2級を取得しました。そして今回、引き続き2級を受検しました。もちろん、つぎのレベルへのチャレンジということがきっかけですが、さらにその大きな理由となったのが、英語教育において文部科学省から出された「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」でした。2020年の東京オリンピックを見据え、グローバル化が進むなかで英語教育の改革を推進するというものですが、そのなかに教員の英語力強化という目的で、“英検準1級以上の取得”という具体的な目標がありました。

私はここで数学科の教員として1つ疑問をもちました。「数学科の教員も英語検定と同様に、数学検定を受検すべきなのではないか」ということでした。数学科の教員も数学検定を受けることで、数学力を伸ばせるのではないかと考え、中学校の数学教師として受検をしました。

結果として1次を満点、2次は8割正答で合格しました。中学校の教員でありながらも、高校数学の範囲をもう一度学びなおす必要があるのかという疑問がありましたが、今回の受検で解決できた気がします。それは、高校数学の礎は、中学校数学にあるということでした。数学は、「積み重ねの教科」と言われますが、その源は小学校の算数からずっとつながってきているのでした。

数学を教える立場として、数学を学ぶことの意味とおもしろさ、そしてすべての数理がつながっている美しさを、これからの授業で、子どもたちに伝えていきたいと思いました。

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