団体活用事例

検定合格が成功体験として児童のあらゆる面で自信につながる

大阪聖母学院小学校(大阪府)小学校
お話:奥清二郎教諭

基礎・基本の定着を図るために

本校では、基礎・基本の定着をしっかりと図ったうえで、好奇心を引き出す「学び」の環境をつうじて、子どもたちの学習意欲や豊かな発想を大切にし、個性と能力を最大限に伸ばす教育をめざしています。
本校の算数授業は、どの学年も独自のカリキュラムを実施していますが、児童1人ひとりの理解度・習熟度にはやはり個人差があります。学年末に、算数の基礎的な学力がしっかりと定着しているかどうかを、本人はもちろん指導する立場としても確認するのに有効ではないかと考え「算数検定」の導入を決めました。また、検定合格という目標に向かって学習意欲を向上させたり、実際に合格することで児童の自信につながることにも期待しました。

「算数検定」合格に向けた取り組み

「算数検定」は、毎年学年末に全校児童で受検しており、検定前の授業では過去問題に3〜4回は取り組んでいます。過去に出題された問題を実際に解くことで、苦手分野が確認できますし、指導する側も児童の苦手分野をあらためて知ることができ、検定合格に向けて指導の参考になっています。本校の高学年の児童(小学5・6年生)は、中学受験に向けて外部の実力テストなどに取り組む機会が多いのですが、低学年(小学1・2年生)の児童はなかなかそういった機会もありません。とくに初めて算数検定を受検する児童は、解答用紙に解答を記述することもかんたんではありませんが、受検前に実際の検定に近い形式で過去問題に取り組むことで、そういった不安も解消されて高い合格率(2013年度合格率99%)につながっていると思います。

「合格」が児童のあらゆる面で自信に

算数検定」を導入して3年めになりますが、学年末に全校で取り組む検定試験として定着してきています。目標に向かって意欲的に楽しみながら算数を学習する子どもたちが多く見られるようになったのは良い傾向だと思います。一番大きいのは、合格という成功体験が合格証というかたちになって得られることではないでしょうか。子どもたちが新しい学年へとステップをふんでいくうえで励みになりますし、あらゆる面で自信につながっていると思います。また保護者の方にとっても、普段子どもたちが学校で学習していることがしっかり定着しているかを客観的な指標として確認でき安心できます。今後も、児童1人ひとりの才能や個性を伸ばしながら高い学力をつける本校の教育を推進させるための一助として「算数検定」を活用していきます。