団体活用事例

児童・生徒の興味・関心に応える補充的・発展的な学習活動として検定を実施

足立区青少年委員会(東京都)地域ボランティア

「数学検定に取り組みはじめたのは平成14年からです。当時、学校が完全週5日制になり、子どもたちが休みとなる土曜日の過ごし方について、学習や課外活動ができる居場所づくりをしてあげたいと思ったことがきっかけでした」と、当時を振り返る北島さん。そこで、委員会では、家庭・地域の教育力の充実に依拠した「サタデースクール」を立ち上げ、地域のボランティアの方の協力を得て児童・生徒が通える講習を小学校や中学校で開講しました。
その活動例は、
①商店街などでの職業体験やボランティア活動、自然体験活動、キャンプ、お泊まり防災訓練、花いっぱい活動など
②児童・生徒の興味・関心に応える補充的・発展的な学習活動として、検定塾(算数(数学)・漢字・英語の検定の実施とその学習)の開催
③特定分野の才能を伸ばす取り組みとして、文化塾(囲碁・将棋・オセロ・パソコン)、伝統文化教室(華道・茶道)、スポーツ塾(ミニバス)等の開催など、多岐にわたっています。

「そして、「サタデースクールの取り組みを目に見える形で示せるようにという視点で、年2回、数学検定を実施することにしました。もちろん子どもたちの学習意欲向上という目的もあります」と、北島さんは検定実施のきっかけを語ります。「この取り組みを5年続け、平成20年から現在に至るまではブロック地域の小学校5校の児童に告知をし、拠点校を決めて検定を実施」しているそうで、「保護者からも好評で、親子で検定にチャレンジしている方もいます」と、北島さんは検定の広まりを話します。
学習の講師には地元の大学生に依頼し、地域の活性化も図っているそうで、「来年度からは足立区教育委員会と共催して違ったかたちで検定に取り組んでいきたいと考えています。区の中学生主体で『数学甲子園』の足立区版のようなイベントを開催したいですね。今後も少しでも足立区の学力向上に貢献していきたいです」とさらなる抱負を語りました。