団体活用事例

「外部受検者受け入れ登録」の活用で、集客と塾生の学習意欲が向上

早稲田育英ゼミナール 綱島教室(神奈川県)学習塾

神奈川県横浜市にある早稲田育英ゼミナール綱島教室は、自立学習応援プログラム「すらら※1」を基幹教材としている個別指導の学習塾です。努力の結果が見えるものさしを大事にしており、数学検定の取得者には塾の授業料が半額になるという優遇措置を設けています。

きっかけは合格できなかった塾生の救済措置

同教室では、毎年8月に数学検定を実施していました。高校受験では、中学3年生の数学検定3級取得が重要事項の1つであるためです。
在籍する塾生の数は限りがあるため、学力状況や他の検定との兼ね合い、受検希望者数を考慮すると年に一度しか数学検定を実施できませんでした。しかし一度の機会だけでは合格できない塾生もいるため、「救済措置を与えることができないかとずっと悩んでいました」と竹内鉄雄塾長は話します。
そのような折に、公益財団法人日本数学検定協会から「外部受検者受け入れ登録※2」に関する案内を受け取り、「外部受検者を受け入れれば、実施のための規定人数(5人)をこえることが容易になり、塾生の受検の機会を増やすことができ、集客方法の1つとしても活用できるのではないか」と考え、すぐに登録を行ったといいます。

反響の大きさに驚愕

登録をすると、すぐに問い合わせがくるようになりました。受け入れ制度を計4回活用した結果、問い合わせの件数は70件弱。通常の塾生募集のチラシを配布したときの比ではない反響があったといいます。「せっかく連絡をくださるのですが、毎回すぐ定員に達してしまうため、のべ20人以上はお断りせざるをえませんでした。ここまで反響が大きいとは、まったく想像をしていませんでした」と竹内塾長は話します。
受検者には、定期的に検定の案内と一緒に講習の案内も同封し送付しているといいます。
竹内塾長は「外部受検者は入塾対象者の年齢ではない方もお越しになりますが、受検者の兄弟姉妹、受検者が大人の場合はそのお子さんやご親戚など、入塾や講習の受講を希望される可能性も大いにあります。まずは外部受検者の人数を増やし、地域を含め多くの方々に当塾を知ってもらうことが大事」と語ってくれました。

学習意欲をかきたてるもの

外部受検者を受け入れたことで、以前よりも塾全体に活気が出ているようです。
幅広い年齢の方と一緒に受検することで、塾生たちに良い刺激があったといいます。「子どもは、同年齢の集団で生活しているので、なかなか外の世界を知ることができません。幅広い年齢の方と一緒に受検していることで、塾生は必ず何かを感じ取り、広い外の世界に興味を持ち始めます」と竹内塾長は話します。

今後は毎月この受け入れ制度を活用する予定だといいます。
「学生も社会人も学力レベルはさまざまです。『もっと勉強しようよ!』という人は、多くいます。そこで具体的な目標になる数学検定を通して、少しでも多くの人の学習意欲を高めることに貢献していきたいですね」と、竹内塾長は熱く語ってくれました。

  • ※1 「株式会社すららネット」が提供するe-learning教材の1つ。
  • ※2 協会の公式サイトに団体受検を行う日や受検階級などを公開し、外部受検者を募集できるしくみ。