団体活用事例

学習意欲につながる有効な手段として算数検定を活用

京都市立上鳥羽小学校(京都府)小学校

京都市立上鳥羽小学校(井上宣之校長、児童数373人)は、桂川と鴨川が合流する市内の南端で、周辺には工場が点在するも、まだ自然の多く残る地域にあります。
学校教育目標には、「人権教育を基盤として自己を磨く心豊かな子の育成」を掲げ、「豊かな自然体験活動」や地域の方々の協力を得た農育など、さまざまな活動を展開しています。
その中で学力向上における目標として①基礎基本の定着を図る ②自学自習の態度の育成と家庭学習の習慣化(「算数科における1時間の授業の流れの改善」「『ベーススタディ』、課外学習の時間の活用」)をあげています。
今回は、算数検定の取り組みについて栗林眞理子教頭先生にお話を伺いました。

同校が、算数検定を実施しはじめたのは栗林教頭先生が赴任する前の2010年から。
「とくに検定に向けての対策授業を行っていませんが、帯時間(掃除のあとの時間、毎週木曜日のやりぬきの時間)などを利用して、算数の基礎基本の教材(ドリルなど)を使って学習しています」と、日ごろの算数の学習の様子を語る栗林教頭先生。
そのほかに月1回、土曜学習をしており、そこではおもに算数の練習問題に取り組んでいます。
そんな児童にとって「算数検定を受検することは、今までの努力が目に見えるかたちとなり、学習意欲につながる有効な手段になります」と、栗林教頭先生は検定活用の効果を話します。そのため、算数検定のほかに漢字検定も実施しており、子どもたちの学習活動が盛んになるよう検定に力を入れている様子がうかがえます。
「算数検定を受検する児童は継続して受検する子どもが多いです。それは保護者の方たちにも1つの目標となっているからです」と保護者の意識改革の効用も指摘します。家庭において保護者が、検定合格という目標に向けて子どもたちを励ましながら学習を促す構図が自然とできあがり、それがさらにつぎの検定合格に向けたチャレンジにつながっているようです。
今後の取り組みについて栗林教頭先生は、「今後も普段の授業の取り組みの一貫として毎年実施していきます。算数検定は児童のチャンスを生かすための検定です」と、抱負を語ってくれました。