団体活用事例

「算数検定」合格が自信につながり児童の自学自習力を高める

なぎさ公園小学校(広島県)小学校
お話:小渕直子教諭

導入の決め手は基礎学力定着の確認

確かな計算力、問題解決へのねばり強さ、しなやかな発想、さまざまな視点変換能力、論理的な考えを表現する力など、優れた算数・数学的思考感覚は、高学力に必要な学習の基本的なスキルでもあります。本校では、五感を使って算数を楽しく学びながら基礎基本を徹底的に指導していくことで、高学力を育てたいと考えています。
算数検定は、基本問題が網羅されているので、各学年の基礎学力定着の確認に適していますし、児童の努力目標にもなると思い導入しました。また、本校は小中高12年の一貫教育校ですので、中学校へ進学する際に中だるみがでてしまうという問題がありますがその解消にもなりました。とくに6年生は、中学進学が決まったあとも入学するまでは、検定合格という目標に向かって取り組むことができ、学習意欲が継続されます。

「算数検定」合格に向けた学習

毎年、1月から3月は、年度末の検定に向けて授業で算数検定の過去問題に取り組んでいます。また、過去問題集を冬休みの宿題に出したり、「自主学習ドリル」として、一人ひとり自主的に取り組ませたりしています。その際、問題集に書き込むのでなく、何度も取り組めるように手作りの解答用紙を多めに配布しています。そうすることで、ミスが減り、確実に満点が取れる児童が増えました。保護者の方もご家庭で協力的にサポートしてくださっています。

合格が自信につながり「算数好き」に!

算数検定を導入したことで、合格という目標に向かって意欲的に取り組む児童の姿が多く見られるようになりました。検定に合格した児童は算数が好きになり、自信をもって学習に参加しています(2013年合格率98%)。ただ単に合格するだけでなく、「満点賞」をねらって積極的に取り組む児童もいるくらいです。導入前に期待していたとおり、中学進学の決まった6年生の学習意欲が継続されたこともとても良かったと思います。中学に向けて、基礎学力が身についているかどうかはっきりわかります。また指導者の立場としても、児童の合格率をみることで、指導してきたことのふり返りができますし、反省点を生かして授業内容を考えるようになりました。今後も、本校がめざす「21世紀型高学力(興味→考察→創造・表現力)」を育て、児童の「自学自習力」を高める1つの手だてとして、算数検定を活用していきたいと思います。