団体活用事例

果敢にチャレンジする心を育てる

埼英スクール(埼玉県)学習塾

生徒が目を輝かせて取り組む


松村幸夫スクール長

埼玉県を中心に進学塾「サイエイスクール」と英会話教室「サイエイ・インターナショナル」をグループにもつ株式会社「埼英スクール」。数学検定の導入は18年以上前。数学検定の第1回めの検定から参加しています。 「私達の教育理念でもあり、社訓でもあるのが『挑戦する姿勢を育てる』ということ。自分の力以上のものにチャレンジすることができる数学検定は、それに合致していました」と松村幸夫スクール長。

同塾では年に3回7月、11月、3月に数学検定を実施。7月時点ではまだ学年で習うカリキュラムの3分の1しか習っていないですが、各学年に該当する級を受検しています。 「無謀かと思うかもしれませんが、そこであきらめる生徒はあまりいません」と松村氏。
同塾では受検の2か月前から無料の数学検定対策授業を実施。2、3学期の学習内容のポイントを教えています。学校でもやっていないことを教えてもらうことで、生徒は誇らしい気持ちになり、もっと先の勉強がしたくなるといいます。 「子どもたちは習ったことをコツコツやるより新しいことを教わる時の方が目は輝いています。たとえ合格点に達しなくても『ここまでやれた!』という生徒がほとんどです」

受検は希望者制ではありますが、毎回7~8割の生徒が受けています。中3生にいたってはほぼ10割が受検。埼玉県の高校入試では内申に検定取得が加点されるということもありますが、同塾は内申だけのために数学検定を導入しているのではありません。「一番の目的は挑戦する気持ち。また頑張ろうと思う気持ちにさせて、勉強へのモチベーションを高めることです」

中には学年を超えた飛び級にチャレンジする生徒も少なくありません。とくに難関私立高校を受ける生徒は中3で準2級、2級を取得しています。
このように多数の合格者を輩出している同塾は、千葉・埼玉・東京の塾としては初めて平成15年3月に数学検定グランプリにおいて文部科学大臣賞を受賞し、平成21年3月には2度目の受賞を果たしました。同塾は正社員講師制をとっており、常に担当講師が教室に常駐。無料の対策授業以外にも気軽に相談できる環境を整えています。
また検定会場はいつもの教室(同塾の32教場で実施)を使用し、他の教室に移動する負担がありません。生徒が緊張せず普段の実力を発揮できるのもポイントです。
こうした手厚いフォローが高い合格実績を生みだしている要因と言えるでしょう。

多角的に見る力を養う

さらに数学検定にチャレンジすることで、本来の数学力が身に付くと松村氏は話します。「数学検定の問題が素晴らしいのは総合問題であるということです。中間・期末テストは範囲が決まっていますが、数学検定では教科書の単元を超えた、本質的な数学力を問う問題が各級で出題されています。これが本当の数学の力につながっていると思います」
しかも数学検定の問題は小学4年レベルの問題ではなく、4年なりの問題が出題されているとも。「小学4年ならこのくらいの物事の捉え方ができてほしい」という問題が出題されており、多角的に物事を考える力を養成できるのが数学検定のよいところと松村氏は強調します。「数学の答えは一つですが、そこにたどり着くまでに様々な方法があります。多角的に物事を捉える力を身に付けられる総合問題は受験勉強にも大いに役立っています」。
近年は小学1~2年生から数学検定を受ける意識の高い生徒も増えているようで、ますます学力の伸びに期待ができそうです。

(塾ジャーナル2011年1月号掲載)

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