- ねぇ、お兄ちゃん。100の横についている「えん」ってなあに?
- ん?どれどれ? あ、「えん」はね、お金の単位(たんい)だよ。
- たんい??
- そう、数字の意味をあらわしているんだよ。
「100」だけだと、その数がどんなものをあらわしているのかわからないから、単位を使って、みんながわかるように、数や量をわかりやすくしているんだよ。
- へ~!そうなんだ!たんいってすごいね!
- そうだね。じゃあチッタ、「ぴき」は何をあらわしているか、わかるかな?
- う~んと…
- わかった!大好きなさんま!チッタ、さんま大好き!
- 正解!「ぴき」はさんまのように魚の数をあらわすよ。さんま、たくさん食べたいね。
- チッタもたくさん食べる!いっぴき!にぴき!さんぴき!いっぱい!
- チッタ、「ぴき」は1や6など特別なときに使うんだよ。それ以外のときは「ひき」をつかうんだ。
いっぴき、にひき、さんびき…ろっぴき、じっぴき
- そうなの?たんいっておもしろいね!
- そうだね。ほかにはえんぴつを数えるときに使う「本」や、時間をあらわすときに使う「分」なども変わるんだよ。もちろん、読みかたが変わらないのもあるんだよ。
- じゃあお兄ちゃん、さんまが0になっちゃったら「れいひき」って読むのかな?
※魚の数え方は、場合によっては「尾(び)」が使われることもあります。