その1・単位のおはなし

ねぇ、お兄ちゃん。100の横についている「えん」ってなあに?
ん?どれどれ? あ、「えん」はね、お金の単位(たんい)だよ。
たんい??
そう、数字の意味をあらわしているんだよ。
「100」だけだと、その数がどんなものをあらわしているのかわからないから、単位を使って、みんながわかるように、数や量をわかりやすくしているんだよ。
へ~!そうなんだ!たんいってすごいね!
そうだね。じゃあチッタ、「ぴき」は何をあらわしているか、わかるかな?
う~んと…
わかった!大好きなさんま!チッタ、さんま大好き!
正解!「ぴき」はさんまのように魚の数をあらわすよ。さんま、たくさん食べたいね。
チッタもたくさん食べる!いっぴき!にぴき!さんぴき!いっぱい!
チッタ、「ぴき」は1や6など特別なときに使うんだよ。それ以外のときは「ひき」をつかうんだ。
いっぴき、にひき、さんびき…ろっぴき、じっぴき
そうなの?たんいっておもしろいね!
そうだね。ほかにはえんぴつを数えるときに使う「本」や、時間をあらわすときに使う「分」なども変わるんだよ。もちろん、読みかたが変わらないのもあるんだよ。
じゃあお兄ちゃん、さんまが0になっちゃったら「れいひき」って読むのかな?

※魚の数え方は、場合によっては「尾(び)」が使われることもあります。

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