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プレスリリース

2018年7月30日

公益財団法人 日本数学検定協会

「数検」グランプリ表彰式典を開催
数検1級最年少合格者などに文部科学大臣賞を授与

マンガのキャラクターに初めて特別合格証を授与

 「文部科学大臣賞」個人賞 記念撮影の様子
 
 
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、実用数学技能検定(以下、「数学検定・算数検定」)を受検し優秀な成績を収めた個人・団体に表彰する第26回実用数学技能検定「数検」グランプリ表彰式典と、「数検」創設30周年記念感謝祭を2018年7月25日(水)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都)のホールで開催いたしました。

 ■文部科学大臣賞はすべて小学生・中学生。1級最年少合格者も受賞
文部科学大臣賞は、1~5級(準1級、準2級を含む全7階級)の全受賞者が小・中学生で、各級の受検の目安となる学年よりもはるかに下の学年の受検者が選ばれており、年齢や学年にしばられず個々の能力を認識して、のびのびと算数・数学力を身につけていくことで優秀な成績を収めていることがわかります。なお1級の文部科学大臣賞受賞者は、2016年に当時13歳(中学2年)で最年少合格した方で、合格後の翌年も1級を受検し、ふたたび合格されています。
※年齢・学年は受検当時のものです。
※そのほかの受賞者・受賞団体は添付資料をご覧ください。

 ■受賞者のコメント
<「文部科学大臣賞」個人賞 菅原響生(すがわら ひびき)さん>
数学検定1級に合格したのに、なぜ数学検定を何回も受けるの?と聞かれることが何度かありました。数学検定1級は出題範囲がとても広く、「1度受かったから、もう1級の範囲はすべて理解した」とは言い難いと思っています。そして、毎回おもしろい問題も出題されるのが楽しみでもあります。時々忘れかける計算演習やまだ知識として足りないところなどの発見にもとても役立つので、今後も数学検定を受検していきたいと考えています。2017年の金賞に引き続き、2018年は文部科学大臣賞を受賞させていただき、今後も数学を続けていくための大きなモチベーションとなりました。
 
<「文部科学大臣賞」団体賞 学校法人川越白ゆり幼稚園 副園長 鈴木崇仁(すずき たかひと)さん>
私たち川越白ゆり幼稚園は、1歳4か月から小学生まで約2,000名が在籍している総合学園で、なかでも、とくに力を入れているのが知能・算数教育です。幼児は積み木という教材を使って、年長の幼児や小学生も同じ教材を使って数と知能を育んでおります。そして、かず・かたち検定や算数検定を受検し、合格というかたちで成果を出してきております。このたび、この文部科学大臣賞というすばらしい賞をいただけたことを、指導者一同とても喜んでおります。
 
<「数検」グランプリ 会長賞 水口開斗(みずぐち かいと)さん(代理)>
祖父は2018年の5月に81歳で他界しました。定年後、数学の問題を解くことや、その理論を勉強することに喜びを見出し、数学の教科書とたくさんの式が書かれた計算用紙にかこまれ、生活していました。私自身も、祖父の家を訪ねるたびに数学を教えてもらい、そのおかげで、今、大学で理学を専攻しています。数学をこよなく愛した祖父にふさわしい賞をいただき、祖父もきっと喜んでいると思います。私自身も誇らしく、祖父に対して敬意を申すとともに、数学のおもしろさを追求していきたいと思います。

表彰式典の懇親会をかねた「数検」創設30周年記念感謝祭では、以下のイベントを行いました。

 ■(感謝祭イベント1)プロ棋士・西尾明六段と語る「数学と将棋~AIと創りだす未来~」特別対談
今夏もホットワードとなる「将棋」界から、プロ棋士・西尾明六段をゲストにお招きし、数学と将棋のつながりについてAIをキーワードに、情報幾何学の創始者で人工知能ブームを引き起こした計算論的神経科学研究の先駆者である当協会の会長・甘利俊一と対談を行いました。

 

 

 

感謝祭イベント1「数学と将棋~AIと創りだす未来~」トークショーの様子
(写真左から将棋プロ棋士 西尾明六段、公益財団法人日本数学検定協会 会長 甘利俊一)

 ■(感謝祭イベント2)マンガのキャラクターに「数検1級特別合格証書」を初めて授与
講談社「モーニング」で連載中の「はじめアルゴリズム」(三原和人著/講談社)の主人公の少年“関口ハジメ”が物語のなかで数検1級に最年少で合格しました。それをうけて、「数検1級特別合格証書」を著者の三原和人さんに授与いたしました。マンガのキャラクターに合格証を授与することは、当協会として初めて。三原和人さんは「私自身は、数学が得意ではないのですが、数学者や数学を研究している人の考え方や数学の奥に何かを見ているようなところに惹かれて、数学をテーマにしたマンガの執筆にチャレンジしました。このたびは、マンガの主人公であるハジメに、特別合格証をいただけて、とてもうれしく思います。どうも、ありがとうございました」と喜びを語りました。

 

感謝際イベント2「はじめアルゴリズム」特別合格証授与式 記念撮影の様子
(写真左から公益財団法人日本数学検定協会 会長 甘利俊一、「はじめアルゴリズム」作者 三原和人氏)

当協会は、これを機に、学校教育における数学指導がさらに充実し、国民のみなさまの数学への関心が高まるとともに、生涯を通じた数学学習がますます盛んになるよう事業の運営に邁進してまいります。

 

 

 【実施概要】
「第26回実用数学技能検定『数検』グランプリ表彰式典」および「『数検』創設30周年記念感謝祭」

開催日時:2018年7月25日(水)13:00~16:00
会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール
(東京都千代田区神田駿河台4-6)

 【はじめアルゴリズム」ストーリー】
老数学者・内田豊は地元での講演後、ふらりと立ち寄った母校で、「数字」と遊び、「数学」の才能に溢れた小学5年生・関口ハジメに出会った。内田は、彼の才能に惚れて、彼を数学の聖地であり自分が住む京都に連れて行った。そこでハジメは同世代の数学少年・手嶋と出会い、さらに数学の世界に入り込んでいく。内田のもとでは、苦手な計算問題をひたすら特訓。年上の女性・よっちゃんとの交流などで人間的にも少し成長。しかし、ライバル手嶋に近づくために受けた数検1級に落ちてしまった。さらに、数学ができなくなり、スランプに…。その後、ハジメはスランプから抜け出し、数検1級の最年少合格記録を更新する。

 【実用数学技能検定「数検」グランプリとは】
実用数学技能検定「数検」グランプリは、積極的に算数・数学の学習に取り組んでいる個人・団体の努力を称え、今後の学習や学習指導の励みとする目的で、成績優秀な個人・団体を表彰する制度です。毎年、「数学検定・算数検定」を受検した個人・団体から選出され、高齢者やご家族などで受検し優秀な成果を収められた方々には「会長賞」を、優秀な成果を収められた個人・団体には「金賞」がそれぞれ贈られます。また、今回から金賞受賞者でさらに卓越して優秀な成績を収めた個人・団体には文部科学大臣賞が贈られます。

 ■個人では6歳から83歳の受検者が金賞を受賞
第26回実用数学技能検定「数検」グランプリは、2017年4月から2018年3月までに「数学検定・算数検定」を受検した個人・団体を対象に、当協会の顕彰評価会議(有識者による会議)によって厳正に選考し、決定したものです。26回めをむかえる今回は、個人での「文部科学大臣賞」は7人、「会長賞」は9組17人、「金賞」は47人が受賞しました。受賞者の最年少は6歳、最年長は83歳と幅広い年齢の受検者が受賞しており、生涯学習の1つとして「数学検定・算数検定」が活用されていることがうかがえます。

■団体賞では31団体が初受賞。文部科学大臣賞は5部門において各1団体が受賞
団体賞の「金賞」は51団体が受賞しました。「金賞」においては、「中学校」部門・「高等学校」部門・「一般団体」部門などで、31団体が初受賞しました。団体の文部科学大臣賞は、小学校、中学校、高等学校、高等教育(大学・短期大学・高等専門学校)、公教育団体、一般団体の6部門のなかから、顕彰評価会議(有識者による会議)によって認められた卓越して優秀な5団体に贈られることが決定しました。

お問い合わせ先

【本リリースに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会
広報宣伝室
TEL:03-5812-8342
FAX:03-5812-8346
E-mail:kouhou@su-gaku.net
URL:https://www.su-gaku.net/