プレスリリース

2020年1月16日

公益財団法人 日本数学検定協会

1月23日は「算額文化を広める日」
数学の額「算額」を東大寺に6度めの奉納

今年は大仏さまと南大門にちなんだ2問を出題

2020年に奉納する算額(イメージ)


公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、華厳宗大本山「東大寺」(奈良県奈良市)に数学の額「算額」を奉納するための式典を、2020年1月23日(木)に執り行います。

「算額1・2・3」公式ホームページ
https://www.sangaku123.jp/

■1月23日を「算額文化を広める日」と定め、算額文化の普及を支援
算額とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納しあった歴史あるものです。当協会は、1・2・3の数字の並びがだれもが最初に接する数学文化の1つであることから、毎年1月23日を「算額文化を広める日」と定め、2020年もこの日に東大寺に算額を奉納いたします。当協会が東大寺に算額を奉納するのは、昨年2019年1月に引き続き6年連続6回めです。
東大寺は、かつて学問寺として、学僧を養成する大学のような役割を果たしていました。当協会の算額は、考える喜びや問題を解く楽しさを体験し、算数・数学の学びを深めてもらうことを目的としていることから、現代に復興して奉納するお寺として東大寺がふさわしいと考え、算額を奉納しています。

■2020年の問題は「参拝者の人数」と「南大門の重さ」を問う問題
古来の算額は、解けた喜びを感謝するために、問題だけでなくその解法も記して奉納していました。当協会は、自ら考えて、答えを導きだせたときの楽しさやうれしさを体験してもらうために、あえて問題のみを記した「出題形式」の算額を毎年奉納しています。
今回も出題するのは2問で、1問めは「開眼供養会(かいげんくようえ)からこれまでに大仏さまは何人の参拝者を見てきたか」という問題です。天平勝宝4年(752年)に、東大寺で大仏さまに瞳を描いて魂を入れる儀式である「開眼供養会」が行われたことから、この問題を考案しました。
2問めは、「南大門の重さ」を考える問題です。東大寺の南大門は国内最大級の山門で、高さ21mの柱が18本も使われているなど、堅固な構造が有名です。今回はその南大門の重さを考えるという問題を作成しました。
いずれの問題も、柔軟な発想やさまざまなアプローチを用いて、自由でユニークな解答を作ってもらうことをねらいとして出題しています。これらの問題の解答は、2020年9月上旬まで公式ホームページ上で広く募集し、優秀な解答を2020年11月上旬に発表いたします。

当協会は、主たる公益事業である「実用数学技能検定(算数検定・数学検定)」の実施のほかに、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させてまいります。
 

昨年2019年算額奉納式典の様子


【奉納式典概要】

名称:東大寺 算額奉納式典
主催:公益財団法人 日本数学検定協会
協力:華厳宗大本山 東大寺
後援:奈良市教育委員会(予定)
算額制作:株式会社アストラカン、天法株式会社
開催日:2020年1月23日(木)9:30~10:10
開催場所:華厳宗大本山 東大寺 大仏殿(奈良県奈良市雑司町406-1)

【プログラム】
9:30~10:10  奉納式典
・盧舎那仏(大仏さま)礼拝
・主催者挨拶(公益財団法人 日本数学検定協会 理事長:清水静海)
・東大寺関係者挨拶(華厳宗管長・東大寺別当:狹川普文)
・算額奉納についての概要説明
・算額披露(奉納)
・写真撮影
10:10~11:00 質疑応答受付
※プログラム内容は当日変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
 

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