プレスリリース

2016年9月1日

公益財団法人 日本数学検定協会

東大寺に奉納した「算額」の優秀解答を発表

~小学生と50歳代が受賞~

 「算額1・2・3」ロゴ

 
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海)は、2016年1月23日(土)に華厳宗大本山「東大寺」(奈良県奈良市)に奉納した数学の額「算額」の解答を募集し、2016年7月29日(金)に締め切り、優秀解答を選出いたしました。
 
特設サイト「算額1・2・3」: http://www.sangaku123.jp/

 ■数学文化推進の礎として「算額」企画をスタート、年々関心が高まる算額

算額とは、江戸時代の日本で、数学者や一般庶民の数学愛好家たちが額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納しあった歴史あるものです。
この試みは、当協会の理念でもある「算数・数学への興味喚起」を広く国民のみなさまに促すための活動の一環として、算額という古来先人たちが取り組んだ「数学の学びの文化」を現代に復興し、日本の数学文化推進の礎にしたいという想いから企画立案いたしました。また本企画は「算数・数学に興味をもっていただく機会の増進」「算数・数学を通じた人々の交流の活性化」等を目的としています。
 
 
2016年東大寺算額(説明)

 ■難解な問題にも果敢に挑戦し、応募者は増加

 2016年1月に奉納した算額(たて68cm×よこ56cm 2体、たて68cm×よこ118cm 1体。いずれも杉材)は、東大寺ならではの問題を2問作成し制作しました。具体的には大仏様と東海道五十三次をからめた問題と、東大寺に収蔵されている絵巻「華厳五十五所絵巻(けごんごじゅうごしょえまき)」から派生した図形の問題です。解答の応募総数は問題一、問題二あわせて64件でした。
 
 
2016年東大寺算額(問題一)

 ■小学生2人と50歳代2人が受賞

すべての解答を当協会の選考委員が選考したところ、問題一についてはさまざまなアプローチで算出し、柔軟な表現で解答した「まードクター(ペンネーム)」さん(57歳)を最優秀解答に選出いたしました。優秀解答には、「福田光汰」さん(小学5年生、10歳)と「堀尾春人」さん(小学6年生、11歳)の2人を選出いたしました。問題二については、最優秀解答は「該当なし」、優秀解答にはみごとな図解で解説しながら解答を導いた「狩山勝」さん(53歳)を選出いたしました。
 
 
2016年東大寺算額(問題二)

 なお、当協会は、毎年1月23日を「算額文化を広める日」と定め、今後も継続的に問題を発表していく予定です(特設サイト http://www.sangaku123.jp/ に公開予定)。

 
当協会は、主たる公益事業である「実用数学技能検定(算数検定・数学検定)」の実施のほかに、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発事業を充実させていく所存です。
 
お問い合わせ先

 【本リリースに関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本数学検定協会 広報宣伝室
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E-mail:kouhou@su-gaku.net
URL:http://www.su-gaku.net/