海外での活動

フィリピンでの活動

講演を行う日本数学検定協会の職員
講演を行う日本数学検定協会の職員

2010年11月24日(水)と25日(木)、フィリピン・マニラのCSB Hotel International Conference CenterでAPSA(Asian Psychological Services and Assessment Inc.)主催による算数・数学教育に関する会議「Math Circle of the Philippines」が開催されました。

会議の参加者は小学校、高校の教員60人ほどで、今回当協会の職員が講演者として、また同年5月にマニラで行った実用数学技能検定の合格証授与式のプレゼンターとして招待されました。

2日間の会議で、フィリピン教育省や大学の数学教育関係者による講演が行われました。講演内容は、フィリピン国内での教育制度に関するもの、アメリカなどで研究されている数学教育に関するもの、具体的な数学の内容に関するものなど多岐にわたりました。

会議2日めには、当協会の職員が「錐体の体積の式に現れる3分の1を実感する工作(立方体と直方体からの視覚的アプローチ)」という内容で講演を行いました。

体積の等しい3種類の四角錐を組み合わせて直方体をつくることで、視覚的に理解していただくことができました。

  • 立体の工作に取り組む参加者

    立体の工作に取り組む参加者

  • 立体作りを楽しむ参加者

    立体作りを楽しむ参加者

  • 立体の完成図

    立体の完成図

その後、2010年5月に実施した検定の合格証授与式に出席しました。合格者は20人ほどおり、合格証を受け取るとみな笑顔で喜んでいました。

残念ながら合格できなかった人は「次回は合格します」と意気込んでいたのが印象的でした。会議の最後に、APSAの代表のレティシア・アスサノ(Dr. Leticia Asuzano)氏は、「フィリピンの数学教師が受検している実用数学技能検定の階級は必ずしも高くはないが、徐々に階級を上げて将来的にフィリピンの数学力の向上につながってほしい」と参加者に語っておられました。

2006年から当協会はフィリピンで検定や講習会を行ってまいりました。今後も、講習会や会議への参加をとおして、フィリピンとの交流を進め、数学への興味喚起と数学力の向上の一助となることを期待しています。

数学検定合格者と記念撮影

数学検定合格者と記念撮影